
コラム第118話: 高い目標を達成し社員を飛躍させる秘訣
「先生、難しすぎます」 先日、ご支援している企業で、目下、開発リーダーとして修業中の社員からあがった悲鳴です。 この企業は、開発などやったことがない企業です。しかも、リーダーとして選んだのは、営業出身の社員です。当初から、この選ばれた社員は、不安でいっぱいでした。ただ、そ...
「先生、難しすぎます」 先日、ご支援している企業で、目下、開発リーダーとして修業中の社員からあがった悲鳴です。 この企業は、開発などやったことがない企業です。しかも、リーダーとして選んだのは、営業出身の社員です。当初から、この選ばれた社員は、不安でいっぱいでした。ただ、そ...
自動車業界において、ソフトウェア企業の数がハード企業を上回ったという報道がありました。至極当然の流れで、今後もこの傾向は加速することでしょう。 誤解しないでほしいのは、もはやハードは要らなくなるとか、そういうことを言いたいのではありません。ハードは必要です。そればかりか、...
「社員が考えることができない」先日、相談を受けた、ある社長の言葉です。 仕事柄、長く下請けや受注形式を続けてきた受け身型企業の方と接することが多いのですが、こういった企業では、「ある力」が顕著に失われているのを強く感じます。 それは、経営うんぬん言う前に、会社が会社である...
小惑星への着陸に初めて成功した日本のはやぶさ2。成功後に中心メンバーのインタビュー結果が報道されていましたが、その中で特に印象に残ったのが、メンバーの一人が成功要因として語った「しつこさ」というキーワードです。これは、開発における重要な成功要因の一つです。今回は、このこと...
「うちには特別な技術が無く、どこにでもできるようなことしかできません。技術者が育っていないので・・・」長年、特定の加工を続けてきた加工メーカーの経営者から、よく出てくるセリフです。 「特別な技術者がいなければ、特別な技術は開発できない。自社には、そんな特別な人財はいないの...
先週は、開発に取り組めるようになる企業と、そうならない企業の一つ目の意外な違いとして、「意気込み」の違いについて書きました。(まだ、読んでいない方は、こちらから。)今週は、先週書き残した、もう一つの違いについて書きたいと思います。 開発に取り組めるようになる企業と、そうな...
コンサルティングの依頼を受けるときに、直感的に「この企業は取り組めるようになる」と感じる企業と、「少し違う」と違和感を感じる企業があります。両者の経営者の間に、ちょっとした違いがあるためです。 それは、開発に成功できるようになる企業と、そうならない企業との意外な違いでもあ...
「当社にできるでしょうか?」 開発への挑戦を迷っている、ある経営者からの相談です。 この「できるかどうか自信が持てない」という悩みは、開発実績の無い企業の経営者のほとんどが持つものです。 一方で、こういった企業に、実力が無いのかというと、決してそんなことは無いというケース...
ずいぶんと勇気のいるタイトルでした。少し迷いましたが、思い切ってつけてみました。それというのも、日頃から開発のご支援をしていて、よく感じることがあるからです。 それは、「いつから、この国は、こんなにも安全志向になったのだろう?」ということです。失敗を恐れて、安全な方へ、安...
「先生、世の中が、そんな風に動いているとは全く知りませんでした。早速、うちも対応して世界に打って出たいと思います。」 以前、ある地方企業の経営者との会話で出てきたセリフです。 環境は良いが、交通の便が悪い地方に居ると、つい出不精になるものです。この企業のように、ずっと地方...