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開発チャレンジ応援コラム第267話:開発力を伸ばし成長する開発型企業に共通して見られる姿勢とは?


「まだまだ学ぶことばかりですよ。」
開発力を付け大きくなった、ある開発型企業 A社長の言葉です。

率直に言って、この企業は十分に力を付けているので、「もう学ぶことなど無いのでは?」と問いかけると、A社長はいたって謙虚に「いやいや、まだまだ。今回も多くのことを学びました。」とあくまで謙虚に学ぶ姿勢を崩しません。

「まだ、大きくなるつもりですか?」と笑いながら問いかけると、「まだ、まだ。」A社長は、笑いながらそう繰り返し、視線をさらに遠くに向けます。

今回も多くのことを学んだ、というのは、今回の開発でも多くのことを学んだ、という意味なのですが、多くを学んだという今回の開発の内容を詳しく聞いてみると、なるほど、とても貴重なことを学び、強力な技術知見を手に入れたことがわかります。

A社長は、一体、どこから、何を、学んだのでしょうか?

実は、開発からは、非常に多くのことを学べます。開発の成功からではなく、開発する過程で既に多くのことを学べます。中でも開発において多くのことを教えてくれる相手がいます。A社長は、その相手から多くのことを学んだのです。

A社長が学んだ相手、それは、お客さんです。お客さんから多くのことを学んだのです。

では、一体、何を学んだのでしょうか?

A社長がお客さんから学んだこと、それは、ありとあらゆることです。
例えば、次のようなことです。

  • 我が社に多大な利益をもたらしてくれるものは何か?
  • 何を開発すれば良いのか?
  • それを開発するには、どんな課題があるのか?
  • どうすれば、その課題を解決できるのか?
  • 必要な技術は何か?
  • その技術をどうやって獲得すれば良いか?
  • 開発をどう進めればよいのか?
  • いつまでに開発すれば良いのか?
  • 開発者は誰が良いのか?
  • 開発者をどう育てれば良いのか?

これらのことを、すべてお客さんから学んだのです。通常、お客さんから教わるなど想像もできないようなことまで実に多くのことを学んでいます。もちろん、ストレートにお客さんに聞いたり、普通に接しているだけでは、手に入りません。ちゃんと考えて戦略的に行動しなければ手に入りません。入手方法があります。しかし、実に多くの様々なことがお客さんから学べるのです。

A社長は、このことを知っています。知っているから、必要なものをお客さんから次々と学び、どんどん強くなり成長しているのです。そして、さらに学び、さらに成長しようとしています。どんなに強くなっても、謙虚に学び続けています。お客さんから謙虚に学ぶ姿勢が、さらに我が社を大きくしてくれることをよくわかっているからです。

それがわかっているので、A社長は、お客さんへの感謝を忘れません。常にお客さんに感謝し、謙虚に学んでいます。決して、お客さんの存在を忘れ、ひとりよがりに、ひとり(自社)だけで開発し、それをお客さんに押し付けるような一方的な会社にはならないのです。

御社は、お客さんに感謝し、お客さんから学んでいますか?