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コラム第227話:新しい取り組みを成功に導くために欠かせない二つの要素


「先生から見て、より成功する企業の特徴には、どんなものがあるでしょうか?」
先日、開発のご支援を始めたばかりの企業から受けたご質問です。

まだ始めたばかりで、果たして自分たちに成功できるのかどうか、内心、不安に思っている。きっと、そんな不安からのご質問なのでしょう。ですので、正直にお答えしました。

まず、一つ目に大切なこととしてお答えしたのは、シンプルに「勢い」です。

開発という新しい取り組みを始めるには、この勢いが必要です。始めることができた企業には、大なり小なり、この「やるぞ!」という勢いがあります。この勢いが無ければ、そもそも始めませんし、始めることはできません。当たり前のことですが、始めなければ成功もありません。ですから、まず、成功には、「勢い」がとても大切です。

では、勢いだけあれば良いかというと、そうでは無いところが成否を分ける重要なポイントです。もう一つの要素が無ければ、勢いだけで終わってしまいます。

勢いに続く成功に必要な二つ目の要素。それは、ズバリ「続ける覚悟」です。

覚悟というと、何やら重たく感じるかもしれませんが、要は、継続することです。勢いだけでは、打ち上げ花火のようにパッと上がって、文字通りパッと散って終わってしまいます。始めるためには、勢いが欠かせませんが、それだけでは、だめなのです。成功するためには続けなければなりません。しかし、勢いは続かないものなのです。

よく、人から聞いたり他社を見たり本を読むなど、様々な所から新しいやり方や手法を知識として入手し、勢いで初めてその手法を取り入れようとされる人がいますが、その多くは、定着しません。

もちろん、知っただけでは、何の成果にも結び付きませんので、まずは、やってみること、やらせてみることが大切です。しかし、一度や二度、ちょっとやったくらいでは実を結びません。ちょっと他社の真似をしてやってみる、本に書いてあることを社員に指示してやらせてみる、これではやろう、やれ、となったときだけ実施するだけで、それで終わり、立ち消えになってしまいます。とても成果が出るところまではいきません。

成果に結びつけるためには、続けて取り組み、しっかり自分や自社のものにして、実力をつけることです続けることで実力がついてくれば、そこからは、続けて成果が出るようになります。ここまで持っていくことが何よりも大切なのです

そして、続けるためには、単なる手法や方法論ではなく、「仕組み」を習得し、それを社内に取り入れなければなりません。その上で、「継続」することです。仕組みを継続して回してはじめて、継続的に成果が出るようになるのです。こうして、仕組みを築き継続して回すことができた企業では、仕組みの中の様々なやり方が、習慣化され無意識に実行されているレベルにまで仕組みが昇華されています。

御社は、様々な手法や方法論をやり散らかしてはいませんか?
真に自社のもの、自分のものにしていますか?