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コラム第202話:想像を超える変化をビジネスチャンスに変える社長の特徴


「先生、もっと前倒しできないでしょうか?」

ご支援中のA社長が、開発者が作成した開発日程を見たときに発した言葉です。その開発は、変化をとらえた画期的なものです。そして、提示された日程は、開発者が詰めに詰めて最大限早くしたスケジュールです。しかし、A社長は、それを見るなり直ぐにもっと早くしたいと感じます。その結果が、冒頭のセリフです。

一方、過去に、同じように開発者が日程を詰め、最短スケジュールをまとめたB社。途中、開発メンバーの中でも、もっと速く、いやこれ以上は無理など、いくつかの激しい議論がかわされました。そして、それを一つ一つ調整し、最終的に皆が納得する日程をまとめ上げました。

そして、それを社長に提示します。開発者は皆、最短の日程にできたと満足気です。その日程と、そこに至る過程の報告を受けた社長も満足気です。そして、言います。「よし、これでやろう」と。

しかし、結果は失敗しました。そのときの世の中の変化は、B社の想定よりもはるかに速く、他社に先を越されてしまったのです。B社のそこまでの努力は報われませんでした。

がんばったのだからしかたがない?いや、負けは負けです。そして、最大の問題は、最初から負ける日程で取り組んでいたということです。

B社のケースのように、ビジネスチャンスとなるような変化は、いつも常識的な予想をはるかに超えてきます。これくらいではないかと想像したスピードに対して、感覚的には倍のスピードで変化してきます。10年はかかると思えば、5年で。5年かかると思えば、2年半で。1年かかると思えば、半年で。そのくらいの感覚です。

逆に言うと、そういった想像を超える変化だからこそ、ほとんどの企業が乗り遅れ、結果として大きなビジネスチャンス、参入機会が得られます。したがって、本質的に、常識的なスピードでは、ビジネスチャンスとなるような変化はとらえることはできないのです。

変化をチャンスに変えようとしたとき、その取り組みは、積み上げ方式では、まず間に合いません。積み上げ式では、どうしても常識的なスピードとなり、時間との戦いに負けてしまいます。変化をとらえチャンスに変えるには、いつできるのか?の積み上げ方式では無く、いつ出すか?のゴールからの逆算でなければなりません。

しかも、そのいつ出すか?は、常識を超えた時間軸でなければならないのです。なぜなら、変化が常識を超えて進むはず、だからです。

A社長は、そのことを肌感覚としてわかっています。そのため、常識外の日程を要求したのです。当社は、その要求を満たすための知恵を提供しました。A社は、今、猛スピードで走っています。

成功する社長とその会社の行動スピードは、常識を超えます。今から、A社の成功が楽しみです。

御社の行動スピードは、常識を超えていますか?
常識を覆される前に、自ら常識を覆しましょう!!