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コラム第186話:コロナ対策に見る開発型企業と非開発型企業の違い


「やはり、また広がってきましたね」
あるご支援中の経営者との、画面越しでの会話です。

やれやれ、という表情は浮かべつつも、既に手は打ってあります。スピードを上げつつ、粛々と実行していくのみです。

一方で、
「感染が収まるまで延期を・・・」
「しばらく世の中や業界の様子をみてから・・・」
「また、しばらく自粛を・・・」
など、3月、4月によく聞いたセリフを再びよく耳にするようになりました。

誤解しないで欲しいのですが、一時的な自粛がだめだと言いたいのではありません。危機対策として、自粛が必要なケースもあるでしょう。しかし、問題は、それが一時的で済むのかどうかです。

ご支援中の企業の皆さんには、2月や3月にもお伝えしていたことですが、「今回のコロナ感染は、少なくとも一年は続きますよ」ということです。

この予測は、今でも変わっていません。むしろ、さらに伸びそうというのが、今の予測です。

一年続くということは、当たり前のことですが、1か月とか2か月が限界の対策だけを打っても持たないということです。大切なことは、一年以上続けられる対策を打つことなのです。

ところが、収まるまで延期や自粛をして様子を見ているだけで、緊急事態で無くなれば再開し、再び問題が大きくなると、また様子を見るという企業が多すぎます。

これは、日々実感していることですが、開発型企業あるいは考え方が開発型になった企業では、皆さん、先を見て持続できる対策を打っています。第1波の時点で、先を見て、将来を見据えて、持続性のある対策をきちんと打っています。そして、第2波の今、全く慌ててはいません。そればかりか、チャンスとして利用している企業も多くあります。

一方で、開発型になれない企業は、急場しのぎの自粛や延期をするだけで、自粛から再開そしてまた自粛と、これを繰り返しながら、どんどん疲弊しています。

両社の差は開く一方です。

そして、このことは、コロナ対策に限りません。急場しのぎの対策のみを行うのか、それとも先を見て持続性のある対策を行うのか、この考え方の差は、コロナ対策に限らず、あらゆる経営判断の局面で表れてきます。その結果、両社の差はどんどん開き、決定的な差になっていきます。

真の開発型企業は、このことがきちんとわかっています。わかっているから、一過性では終わらないリスクを正しく認識し、持続性のある対策を既に打っているのです。

御社は、日々の問題に対して、持続性のある対策を打っていますか?
急場しのぎの対策だけで、その場をしのごうとしていませんか?