〒104-0061
東京都中央区銀座6-13-16
銀座WallビルUCF5階

TEL : 03-5771-8175

コラム第173話_変化を拒み衰退する企業と変化に乗じて成長する企業の違い


「自社への影響を考え、会社をどう変えるのか、急いで考えましょう!」
ご支援中の企業に、今、お伝えしていることです。

数年前から感じ取ってきていた、ある変化が、ここにきてCOVID-19の影響ではっきりしてきたため、変革を急ぐ必要が出てきたからです。しかも、その影響は広範囲に及びます。そのため、皆さんにお伝えしています。

しかし、変化がつかめたら解決するかと言えば、ことはそう簡単ではありません。その変化に対応するために、どう会社を変えるのか、戦略を立てることが、最大の課題だからです。

ここで、読み取った変化を様々な会社の経営者の方にお伝えしたときの反応は、次の大きく三つに分かれます。

一つ目は、変化の要点をお伝えしただけで、自社への影響を瞬時に想像し、すぐに変革に着手する企業です。

二つ目は、変化は理解できても、自社への影響が想像できずに、どうして良いか分からなくなる企業です。

三つ目は、変化を知りたいと思っていても、いざ変化を聞くと、その変化を拒絶してしまう企業です。

現実には、もう一つ、変化を鼻から拒絶・否定する企業があるのですが、そういった企業は当社には相談に来ませんので、そもそも変化をお伝えする機会がありません。ですから、今回の話からは除外します。

まず、一つ目の企業は、読み取った変化をお伝えするだけで、ほぼ解決します。ですので、あとは、足元を見ずに間違った方向に突っ走っていないか注意しながらご支援しています。

次に、二つ目の企業ですが、このタイプの企業の場合は、その企業が変えるべきことを具体的に考えられるようになるまで、変化をブレークダウンしてお伝えしているようにしています。これがなかなか骨の折れる作業なのですが、一度考えられるようになれば、そこからの対応は、一つ目の企業と同じになります。

最後に、三つ目の企業です。このタイプの企業は、変化をブレークダウンして伝えても、何も変わりません。結局、心のどこかで「元に戻る」と信じているため、どうしても変化を拒絶してしまうからです。実際には、元に戻ることは無いのですが・・・

三つ目の企業の中にも、薄々、元には戻らないことを感じている企業もあります。しかし、それでも、どこかで「元に戻ると信じたい」と思っています。そのため、たとえ変わるべき納得のいく情報が聞けても、結局、その企業が変わることはありません。ですから、このタイプの企業が変わるには、まず、「元に戻ると信じたい」という感情、ここが変わらなければなりません。

では、なぜ、「元に戻る」そう信じたいのでしょうか?

それは、「これまでに得たものを守りたい」という強い思いがあるからです。

これも当社が日頃からお伝えしている既存事業の弊害の一つなのですが、「折角苦労して得たものを手放したくない」という気持ちが、「元に戻ると信じたい」という症状を引き起こします。

この症状を改善するためには、まず、これまでに得たものを、過去のものとして手放せるかどうか、ここにかかっています。

変化に乗じて、会社を成長させるためには、「過去を手放し、今を受け入れ、未来に向けて前向きに変えていくこと」が何より必要なのです。

御社は、過去の成果にしがみついてはいませんか?
過去の受注を取り戻そうとせず、現状を受け入れ、未来に向けてやるべきことをやりましょう!