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コラム第164話:御社の会社年齢は何歳ですか?


仕事柄、多くの企業に行って、たくさんの経営者の方や社員の方とお会いします。そんなときに、ときどき、訪問した会社に独特の「老い」を感じることがあります。その会社に行って、経営者の方や社員の方にお会いして会話をしているうちに、なんとなく、その会社がふけて見えるのです。

お会いした経営者の方や社員の方が、高齢というわけではありません。30代、40代の方であっても、その雰囲気から、なんとなく、老いを感じてしまいます。また、会社の年齢(創業してからの年数)が10年前後の比較的若い会社であっても、感じることがあります。

そして、そういった企業と長く会話をしていると、こちら側も少しずつ元気というか、声のハリがなくなってきます。

一方で、創業から何十年もたち、80歳を超えた経営者と60歳前後のベテラン社員が中心といった企業であっても、お会いして話をしていると、非常に若々しく感じる企業もあります。そういった企業は、とてもエネルギッシュで、会話をしていると、こちらも大きな刺激を受けて、どこかワクワクしてきて元気が出てきます。そして、「やるぞ!」という気持ちにしてくれます。

一体、何が、人の年齢や創業からの年数に関係なく、その会社から感じる若さと老いを分けているのでしょうか?

これについて、いつも実感させられているのは、「挑戦への意欲」の違いです。

若々しい企業には、この挑戦への意欲があります。特にエネルギッシュで若々しい企業には、あふれんばかりの挑戦への意欲があります。経営者も社員も挑戦への意欲であふれています。こういった企業は、見ていてとても若々しく感じます。経営者や社員の実年齢や、創業からの年数は関係ありません。

一方で、老いを感じる企業には、挑戦への意欲が感じられません。代わりに感じるのは、現状へのあきらめと満足です。

現状を良くないと思いつつも、変えられないとあきらめ、結果的に、現状に満足してしまっている状態です。不平や不満、愚痴をこぼしながらも、結局は、満足してしまっています。

なぜ、そんな状況に満足してしまうのでしょうか?

そこには、「安定」があるからです。別の言い方をすると、激しい変化にさらされずにすむということです。

実際には、ゆっくりと衰退に向かっているケースがほとんどなのですが、それでも、挑戦して激しく変化するよりも、相対的に安定しており、そこに満足してしまうのです。その安定に満足し、そこに安住してしまっています。そうしている内に、どんどん変化を避けるようになります。こうなると、人も会社も、どんどん、 ふ け て 行きます。やがて、会社として寿命を迎えてしまうのです。

会社は、創業から何年たっていても、再び若返ることができます。そのためには、変化を恐れず、挑戦することです。挑戦が会社を若返らせ、再び、成長軌道に乗せる秘訣なのです。

御社の年齢は、実年齢と比較して、どのくらい若いですか?

気をつけなければ、老いは伝染します。
御社の挑戦をお待ちしております。