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コラム第152話:よく考える人とよく行動する人、成果を出せる人とは?


「事業の柱を増やすために、新規開発を考えます」
一年以上前に当社セミナーに参加された、ある経営者の方の言葉です。

セミナー開催直後に真剣な表情で強い口調でおっしゃっていたのですが、先日、その方がご相談に来られました。相談理由をお聞きすると、「やらなければと色々と考えたのですが、なかなか良い案が浮かばずに・・・」と苦しそうにおっしゃっていました。詳しくお聞きすると、本当に色々と考えられていました。その内容からは苦労の跡がうかがえました。しかし、どれも具体的には進んでいませんでした。

残念ながら、これは、考えるだけで前に進まない、典型的な失敗パターンです。

このパターンにはまる人の特徴は、勉強熱心で、本やセミナー等でよく勉強される方です。よく学んでいるし、よく考えています。理解力も高く、こちらから何かお伝えすると比較的すぐに理解されます。世間一般的な表現を使うと、頭の良い人です。ところが、成果が出せるかと言うと、そうとは限りません。

こういうタイプの人が良く陥る失敗パターンがあります。

それは、「色々と案を考え出しては、その案ができない理由も一緒に考え出す」

このタイプの人は、何か案を考えるのが得意なのですが、もう一つの特徴として、その案をやるべきでない理由、できない理由を考えることも得意という側面を持っています。そのため、案を考えては却下するという無限ループを、頭の中でずっと続けてしまう傾向にあります。

無限ループに陥らないために、このタイプの方が絶対に忘れてはいけないことがあります。

それは、「行動に移さない限り、成果はでない」という当たり前の事実です。当たり前のことなのですが、考え出すと行動に移せなくなります。

何をするのか?これを一人で考え込み始めたり、議論ばかりが続き始めたら危険信号です。そして、そんな状態が一か月以上続いているようなら、もはやアウトです。無限ループから抜け出すために、すぐに行動を始めなければなりません。

一方で、これとは正反対のタイプで、考えずにすぐに行動する方もいます。非常に行動力のあるタイプで、経営者の方には比較的多いタイプです。一般的には、こちらの方が成果を出しやすいタイプです。たとえ間違った行動をしても、失敗から学び、再び行動するからです。

しかし、新規開発ともなれば、そうもいきません。一度の失敗が致命傷になることがあるからです。考え無しに行動してしまうのは、無謀と言わざるをえません。

開発という未知の世界で成功するためには、「正しい考え」と「積極的な行動」この二つが結びつくことが絶対に必要です。二つが結びついて初めて成果が出せます。どちらか一方ではだめなのです。

冒頭の企業は、一年以上をかけてようやくそのことに気づき、行動を開始されました。きっと、これから成功を手にすることでしょう。

御社は、開発したいと思ってから、ずっと考えこんではいませんか?
正しい考え方を入手し、ただちに行動しましょう!