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コラム第113話: 開発に取り組めるようになる企業と、そうならない企業の決定的な違い


先週は、開発に取り組めるようになる企業と、そうならない企業の一つ目の意外な違いとして、「意気込み」の違いについて書きました。(まだ、読んでいない方は、こちらから。)
今週は、先週書き残した、もう一つの違いについて書きたいと思います。

開発に取り組めるようになる企業と、そうならない企業の二つ目の違い、それは、「継続力」の違いです。

当然、継続力がある企業が、取り組めるようになる企業で、継続力の無い企業が、そうならない企業になるわけですが、問題は、「なぜ、継続力に違いがでるのか?」ということです。

途中で取り組みをやめてしまう企業、あきらめてしまう企業が、やる気が無いのかというと、そうでもありません。むしろ、先週書いたように、意気込みの強い企業の方が、続けられなくなるケースが多くあります。

意気込みはすごかったのに、壁にぶつかると、すぐにあきらめてしまったり、何度も壁にぶつかるうちに次第に意欲を失い、結局あきらめてしまう。そういったケースが多く発生します。人の意気込みや気負いは、いつまでも続かないものです。それだけでは、開発をやり抜き、やり続けることはできません。

では、継続力のある企業は、なぜ、続けられるのでしょうか?

継続力のある企業は、可能性がある限り、あきらめること無く、壁を乗り越えようとし、実際に乗り越え、最後までやり抜きます。さらには、次々と継続して、開発に取り組んでいきます。そこに、変な「気負い」は、ありません。

なぜ、彼らは、やり抜くことができ、続けることができるのか?

彼らの能力が高いからでしょうか?
彼らは特別、優秀なのでしょうか?

それとも、精神力が強いのでしょうか?
あるいは、あきらめが悪いのでしょうか?
人一倍、負けん気が強いのでしょうか?

すべて違います。少なくとも本質的な違いではありません。

では、なぜ、彼らは続けられるのか?
彼らが続けられる理由。

それは、彼らが、「開発する目的」を真に理解しているからです。

彼らは、特別に優秀なわけでも、精神力が強いわけでもありません。
彼らは、ただ、「開発する目的」を理解しているだけです。

なぜ、開発すべきなのか?
開発しないとどうなるのか?
彼らは、これを真に理解しています。

ですから、当然、「開発とは、必要不可欠な取り組みであり、永続的に取り組むべきもの」と理解しています。したがって、途中で放棄することなど、思いもよらないことであり、選択肢にもありません。気負うこともなく、当然のこととして、継続します。

一方で、開発する目的を理解していなかったり、あいまいだったりすると、どんなに最初にやる気があっても、壁にぶつかり、やる気が低下したときに、続けられなくなります。

「開発の目的、取り組むべき理由が、本当のところでわかっているかどうか?」

これが、開発に取り組めるようになる企業と、そうならない企業の決定的な違いです。

御社は、開発の目的、開発すべき理由を真に理解していますか?
わかっていない場合は、まず、開発する目的を明らかにするところから、始めましょう!