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コラム第97話:普通の社員をリーダーに変貌させた、たった一つの施策

リーダーに変貌させた施策

リーダーに変貌させた施策 「おかげ様で、最近どんどんリーダーらしくなってきました。勉強会をやっていた頃が嘘のようです」 先日、あるクラインの社長がかけてくれた言葉です。 講習会や研修に参加させたり、社内で勉強会を開催したりして、あの手この手で社員を変えて開発に取り組もうとしたが上手くいかなかったのに、当社に相談してから約一年で社員が見違えるほど成長したのを実感されてのお言葉です。 元々、この社長の会社は、取引先からもらった図面通りに製品を加工する、典型的な下請け企業でした。しかし、先行きへの不安から新規開発の必要性を感じ、必要な知識の獲得と社員の意識改革を兼ねて、毎週、社内勉強会を開催していました。 マーケティングなど様々な講習会や研修で学んだことを共有しながら、何を開発すべきか、毎週議論を重ねたそうです。それまで製造に専念していたため、知らないことばかりで、すごく勉強にはなったと語っていました。しかし、いっこうに何をやるべきか決まらないし、社員のやる気も高まらない。そんな状況に、社長は、ずいぶんとストレスをためていたそうです。 この社長は、このままではらちが明かないと、一念発起して当社の門を叩かれ、コンサルティングを受けることになったのですが、実は、当社がコンセルティングを始めた当初は、社員の反応は今一つでした。しかし、一年後には、はたから見ても見違えるほど、社員が開発を引っ張れるようになっていました。 いったい何が社員を変えるポイントになったのか? 別に、新たな勉強会をやったわけではありません。徹底的に心構えを説いたわけでもありません。そんなことをいきなりやっても効果は出ないでしょう。なぜなら、行動につながらないからです。どんなに勉強しても行動につながらなければ成果は出ません。勉強と行動のどちらが大切かと言えば、行動です。勉強は、行動するためにやるものであり、知識欲を満たすためにやるものではありません。 ここを間違えないためには、まず、行動することです。まず、やれることをやって、これ以上先へ進むのに知識が足らなくなった時、その時に必要な知識を学ぶこと。学ぶ動機は、行動の中から生まれてくるものです。先に勉強して準備が整ったら行動意欲が出てくる、というものではありません 開発リーダーの育成のために、当社がまずお伝えしていること。それは、「リーダーとして行動せざるを得ない状況を創り出すこと」です。 間違わないでほしいのは、「やれ」とプレッシャーをかけることを言っているのではありません。行動する仕掛けをすることです。その上で、必要な手順やルールといった知識を与えること。そうすれば、社員はひとりでに学び、社長が驚くほどの成長を遂げます。 皆さんの会社の社員一人一人には、力があります。足りないのは、知識では無く行動です。 御社では、知識よりも行動を重視していますか?