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第17話: 自社の定義

自社の定義

自社の定義 仕事柄、製造業の方のホームページを見ることが多くあります。 「ここは、どんな会社だろう?」と知りたくなったとき、まずホームページをチェックするのが最も簡単な方法だからです。 中小製造業の場合、特に規模の小さい会社では、ホームページが無い場合もあるのですが、過半数の会社にはホームページがあります。 社名で検索した後、どんな会社だろうと期待してホームページを開いてみるのですが... 残念に思うことも少なくありません。 私が主にチェックするのは、会社概要と事業内容・製品情報のページなのですが、残念に思うケースが大きく二つあります。 まず一つ目は、会社概要などにおいて、明らかに情報が古すぎるケースです。 数年前に作って、もしくは更新して、そのままの状態。 中には、10年前のままというケースもあります。 信じられないかもしれませんが、一定の確率でこういったホームページに出会います。 私は、別にホームページ作成業者を薦めるつもりはありません。会社概要のテキストデータくらいなら自社での更新も簡単なはずです。ホームページは、会社の顔ですし、折角、公開しているのですから、それくらいの手間はかけたいものです。   そして、二つ目ですが、これは、中小製造業のホームページにおいて非常によく見られるケースです。 ホームページを調べていて 3回に1回くらいの割合で出会います。 それは... 事業内容・製品情報のページに、「商品」が全く載っていないケースです。   え? 意味が分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 でも、実際に たくさんあります。 では、事業内容・製品情報のページに何が載っているのか というと、 たくさんの加工設備の一覧が載っています。 「我が社には、こんなにたくさんの設備があって、色んな加工ができます。だから仕事を下さい。うちの設備を使ってやって下さい。」とアピールしているページです。 どこに、この会社の付加価値があるのでしょうか。 設備を動かすために、この会社や社員は存在しているのでしょうか。 こういうページと出会うと、とても悲しい気持ちになります。 会社と社員が仕事をするための手段・道具の一つが設備であるはずです。 設備ではなく、会社や社員がお客様に提供できること、提供できる価値をアピールするべきであり、ホームページに載るのは、お客様に提供する商品であるはずです。 たとえ手掛けているのが、部品や加工であっても、お客様に提供する最終商品の全体像(写真やイメージ図)があって、その中の「この部分を当社が担っている」というアピールが是非ともほしい。 新年度が始まるこの時期に、今一度、あなたの会社の事業定義、そしてホームページを見直してみてはいかがでしょうか? この見直しは、ホームページのもう一つの役割である「リクルート」にもきっと役に立つはずですよ。